正直者と称賛された宝くじ売り 実は「大嘘つき」だった
- 2018/9/11
- タイ三面記事
バンコクに隣接するサムットサコン県で正直者と評判になっていた宝くじ売りの男がこのほど、個人的な利益のために他人を騙したなどの容疑で逮捕された。
男は客から電話で指定された宝くじを確保したあと、それが1等賞金9000万バーツの当たりくじだとわかったが、そのくじを正直に客に渡したと自らネット上に投稿。その証拠として当たりくじの写真のほか、客から感謝の印としてもらったとする10万バーツの写真もアップロードした。このため、この男は正直者として一躍有名になった。
しかし、この話を疑問視する声が出たことから警察が捜査に乗り出し、その結果、すべてが男の作り話であることが判明。投稿した宝くじも当たりくじに見せるために番号に手が加えられているため、宝くじ偽造の罪にも問われる見通しという。