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サイバー詐欺で1600万バーツの被害 犯人は暗号資産に交換

警察庁サイバー犯罪捜査局(CCIB)はこのほど、政府職員を名乗る者による詐欺で1600万バーツを失ったビジネスマンがいると発表。詐欺に注意するよう呼びかけた。

警察に提出された被害届によれば、東部チョンブリ県在住の実業家の男性(40)に商務省国内商取引局の職員と名乗る者が電話をかけてきて、「事業開発局の方針変更に伴い実業家の情報を更新する必要がある」などと偽わり、個人情報を確認するためとしてアプリをスマートフォンにインストールさせ、そのアプリを通じて男性の銀行口座から9回にわたって勝手に合計1600万バーツを引き出したとのことだ。盗まれた資金は20の口座に送金され、最終的に暗号資産(仮想通貨)に交換されたという。犯人はいまだに捕まっていない。

被害男性は大手商業銀行を利用していたが、「不審な巨額の預金引き出しが何度もあったのに銀行からはなにも連絡がなかった。銀行が顧客を守るしっかりとしたシステムを備えていないことに驚いた」と憤慨している。

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