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飲酒運転で死亡事故を起こした被告に執行猶予判決 終生禁酒も命令

バンコクのタリンチャン地方裁判所は7月31日、酒に酔ってベンツを運転して乗用車と衝突する事故を起こし、警察官とその妻を死なせた、タイ・カーボン・アンド・グラファイト社オーナーであるソムチャイ被告に対し、執行猶予付き禁錮3年の刑と終生禁酒を言い渡した。

事故が起きたのは4月12日。衝突された乗用車には家族3人が乗っており、警察官の夫と妻の2人が死亡し、12歳の娘が重傷を負った。

検察は被告の行為は殺人や殺人未遂に該当するとしていたが、裁判所はこれを認めず、飲酒運転による致傷や致死で禁錮6年と罰金20万バーツの有罪判決を言い渡し、また、被告が後悔していること、被害者側に賠償を行うこと、犯罪歴のないことなどを考慮して刑罰を罰金10万バーツ、禁錮3年に減刑するとともに執行猶予3年とした。

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