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タイ議会で少年法改正求める声 不良少年グループが47歳女性を惨殺 警察は夫に自白強制

タイ東部サケオ県アランヤプラテート郡で13~16歳の少年5人による殺人事件が起きたことを受け、議会では1月18日、少年法を改正して罰則を国際的な水準にまで重くすべきとの意見が議員から相次いだ。

この事件で少年たちは11日、47歳の女性を惨殺し、遺体を湖に遺棄。下院警察委員会のチャイチャナ委員長は、「昨年10月3日にバンコク中心部の商業施設、サイアムパラゴンで銃を乱射して3人を殺害し、4人に重軽傷を負わせた14歳少年など凶悪犯罪を起こした少年に対する刑罰を重くする時が来ている」と指摘する。

また、アランヤプラテートの事件では、被害女性の夫(54)がアランヤプラテート署の取り調べで妻殺害を無理矢理自供させられたことが発覚。大きな問題となっている。殺人事件の容疑者の少年5人のうちの1人が同署の警察官の息子だったため、夫は事件発覚直後に警察署で取り調べを受け、強制的に妻殺害を認めさせられた。だが、間もなく少年らの犯行を裏付ける防犯カメラ映像の存在が判明し、夫は放免されることになった。

アランヤプラテートを訪れたスラチェート警察庁副長官は18日、「署長が署員による虚偽自白強要を知っていたのか調べる必要がある。知っていたのなら処罰の対象とになる」と指摘した。

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