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富裕層御曹司不起訴に首相は「不明瞭な点が多く納得できない」

エナジードリンク「レッドブル」のオリジナル飲料である「クラティンデン」をタイで開発したチャリアオ・ユーウィッタヤー氏の孫であるウォラユット容疑者が2012年に暴走・ひき逃げ事故を起こしながら、今になって検察が不起訴を決め、これに批判が浴びせられている問題で、プラユット首相は8月6日、「不明瞭な点が多くあるため不起訴に納得できない」との見解を明らかにした。

この事故では当初の鑑定でウォラユット氏がフェラーリを時速170キロ以上で暴走しオートバイの警察官をはねて死なせたとされていたが、最近になり、「時速80キロも出ていなかった」とする証言がなぜか有力証拠として取り上げられ、検察は同容疑者を訴追しないことを決めてしまった。

プラユット首相は先にこの問題の事実関係解明のために特別委員会を設置したが、この委員会が出す結論をみた後、どのように対応するかを決める意向という。

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