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コロナワクチン接種詐欺で22人が被害 タイ東北部 

東北部ウドンタニ県からの報道によれば、警察にこのほど、地元女性から新型コロナワクチンの接種が受けられるという話があって代金を支払ったが、結局接種を受けられなかったという被害届が提出されたという。

接種1回の料金は1人当たり1800バーツで、女性と知人の合計22人が代金を支払った。接種の予約などについては、ある病院に勤める医師と名乗る人物などから携帯電話で情報が提供されていたが、接種の予約が何度も延期に。そのため、病院に確認してその「医師」が存在しないことが判明し、騙されたことがわかったとのことだ。

女性が接種を持ちかけられた男から聞いた話は、「チュラポン・ロイヤル・アカデミーが輸入した中国シノファーム製ワクチンの一部をタイ工業連盟(FTI)が入手したものの、余剰が出たので申し込んだ人に接種できることになった」というものだった。

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