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容疑者拷問殺害容疑の前警察署長がバンコクで逮捕される

中部ナコンサワン県の警察署内で現職警官が麻薬容疑者を拷問して死なせた事件で、事件発覚前から姿をくらませていた同警察署の署長(すでに免職)、ティティサン警察大佐がバンコクで警察庁犯罪捜査課の捜査員に自ら接触し逮捕された。

警察によれば、主犯格の前署長は東部チョンブリ県に逃げて潜伏していたが、捜査の手が自身に及びそうになったことから、バンコクに移動して自ら警察に連絡を入れて逮捕されたという。

警察署内に設置された防犯カメラで撮影されたとみられる動画には、署長(当時)が容疑者の頭にポリ袋をかぶせ拷問している様子が撮影されていたが、前署長は逮捕後の取り調べで、拷問について「(自白させて)捜査を進めようとしたため」と説明。先に報じられていた200万バーツを奪い取るために締め上げたとの見方を否定した。

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