世論調査 タイ人の半数以上が「サル痘を非常に心配している」
タイでは最近、サル痘感染ケースが何例か報告されているが、スアンドゥシットラチャパット大学の世論調査センターはこのほど、「ほとんどの人がサル痘を恐れている」という世論調査結果を発表した。調査はオンラインで8月5~11日にかけて実施され、1095人が回答した。
「タイでサル痘の感染ケースが確認されたことについて心配しているか」との質問では、54.3%が「だいぶ心配している」、27.2%が「それほど心配していない」、14.1%が「非常に心配している」、4.29%が「全く心配していない」と回答した。また、「サル痘について知っているか」との質問では、66.7%が「あまり知らない」、5.3%が「詳しく知っている」と回答した。
なお、サル痘はここに来て世界的に感染報告例が増えていて世界保健機関(WHO)も「公衆衛生の非常事態を宣言」を出しているが、感染力は新型コロナのように強力ではなく、ほとんどの場合、感染しても2~4週間で自然に回復するという。