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騙されて口座開設する若者が増化 中銀「疑わしきは凍結」

タイ中央銀行のシリティダー総裁補佐はこのほど、騙されて犯罪に加担する形で銀行口座を開設する若者が増加しているとして、強い懸念を示した。

犯罪組織は自分らの関与が判明しないように、騙した若者に開設させた銀行口座を特殊詐欺、オンライン賭博などに関連した金銭のやりとりに利用しているという。そのため、中銀は対策として商業銀行に対し、若者が開設した口座のうち犯罪に悪用されている疑いのある口座を凍結するよう指示しているとのことだ。

ラチャダ政府副報道官によれば、犯罪組織は口座をひとつ開設するたびに若者に500~800バーツの報酬を与えているが、このようなケースでは若者も罪に問われる可能性があるという。

警察当局が把握している、犯罪に悪用されている可能性のある銀行口座は、今年5月時点で6211だったが、8月には1万4369に増加しているとのことだ。

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