少年救出劇の洞窟含む国立公園 世界ジオパーク認定申請へ
国立公園野生動植物保護局(DNP)のラチャダ局長によれば、同局はサッカーチームの少年らが閉じ込められ、救出されたことで一躍有名になった洞窟が位置する北部チェンライ県のタムルアンクンナームナーングノーン国立公園を2025年に世界ジオパークに認定するようユネスコ(国連教育科学文化機関)に申請する予定という。
同洞窟では2018年6月、サッカー少年12人とコーチの青年1人が増水のために閉じ込められて脱出できなくなったことから、大がかりな救出作戦が展開されて世界の関心を集めることになった。
同局長によれば、DNPはユネスコの認定を得るべく、ツーリストサービスセンター、休憩所、応急処置室などの整備を進めているという。また、プラユット首相が認定取得のため、天然資源環境省、内務省、文化省などにDNPに協力するよう要請したとのことだ。