タイ保健当局がポリオ感染拡大を警戒 ワクチン徹底指示
30年以上前に世界的に症例が激減しているポリオ(急性灰白髄炎)だが、ここに来て22か国で症例が報告されており、タイ保健省はタイでも感染者が出るのではないかと警戒を強めている。
タイでは過去20年、症例が報告されていないが、最近症例が見つかった国にはタイと同じ東南アジアの国であるインドネシアが含まれている。このため、保健省疾病対策局は各都県に対し、タイ人の場合は5歳未満の子ども、外国人の場合は15歳未満の子どもへのポリオワクチン接種を徹底するよう指示した。