バンコク都内15区で大気汚染が悪化
公害対策局によれば、バンコクの全50区のうち15区で1月9日、人の健康に悪影響があるとされる50µg/m3を超えるPM2.5濃度が観測された。バンコクと近郊のPM2.5濃度は33-57µg/m3だった。
ただ、同局では大気の停滞に伴いバンコク中心部では11日にかけてPM2.5濃度がさらに上昇するものの、11日から15日は強い風が吹くことで大気の状態が改善する可能性があるとみているという。
タイは毎年のように気温が最も低下する年末年始の数カ月間、バンコク首都圏や北部などで大気汚染が極度に悪化している。