バンコクの大気汚染が悪化 都知事が警告
チャチャート・バンコク都知事は1月30日、バンコクは涼しい気候となっていて大気の動きが少ないため今後さらに大気汚染が悪化する恐れがあると都民に警告した。バンコクでは各所でPM2.5濃度の測定が行われているが、31日以降、濃度がさらに上昇するところがあると予想されるという。
都知事によれば、バンコク首都圏の大気汚染悪化は整備不良のトラックなどがまき散らす汚れた排ガス、違法なゴミ焼却の煙、工事現場から出る粉じんなどが原因だが、とりわけ高齢者や気管支疾患などの持病のある人は外出時にマスクを着用してほしいとのことだ。