デジタル経済社会相　電子タバコ合法化を提言

タイでは電子タバコの販売・所持が違法とされており、タイ国内への持ち込みが禁止されているが、それを知らずに電子タバコを所持していた外国人旅行者がカモにされ、悪徳警官に金銭を脅し取られるケースが相次いでいる。

このため、チャイウット・デジタル経済社会相は２月２日、「電子タバコをうまく禁止できているふりをするのをやめるべきだ」と指摘するとともに、国家・国民のために電子タバコを合法化して税金を徴収できるようにすべきとの考えを示した。

その一方で、警察は、「法律で禁止されている電子タバコがほぼ公然と販売されているのは問題」との批判が出ていることから、電子タバコ販売の取り締まりに動き出している。

電子タバコの扱いは国によって異なっており、製造・輸入・販売を一切禁止している国、ニコチンを含むものを医薬品として規制している国、何も規制を設けていない国などさまざまだ。