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女性旅行者の女学生姿に教育省が懸念 タイ学生制服法抵触の可能性も

女学生の制服のような衣装を販売しているバンコク都内の販売店が先ごろ、旅行者とみられる複数の中国人女性が女学生の制服のような服を着て手でVサインをしている写真と「服を購入して頂きありがとうございます」というコメントをネット上に投稿したが、これに対し教育省がこのほど、懸念を表明した。

同省によれば、学生でない者が学生の制服を着ることに関しては、実在する学校のイニシャルの刺繍などがないのであれば問題はない。しかしながら、実在する学校の制服と同じであれば、話は違ってくるという。同省の担当者は、「外国人旅行者、そして、ほとんどのタイ人が知らないだろうが、タイには学生制服法という法律があり、これに抵触すれば罰金刑が科される恐れがある。外国人旅行者が実在する学校の制服を着て、好ましくない振る舞いをした場合などは、法的措置を執る権利がその学校にあるので注意が必要」としている。

また、学生でない者が実在の学校の制服を着ることについては、「学生制服法に違反して身分を偽る行為であり、1000バーツまでの罰金刑が科される可能性がある」と指摘する弁護士もいる。

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