就職時のHIV検査　当局が実施しないよう要請へ

タイ保健省疾病対策局は民間病院に対し、企業から就職試験の一環として就職希望者にHIV検査を実施してほしいとの要請があっても応じないよう求める方針だ。同局のタレート局長によれば、労働省は差別に当たるためこのような検査を実施しないよう企業に伝えているもの、一部の民間病院は依然として検査を引き受けているという。

疾病対策局はエイズ（後天性免疫不全症候群）の原因ウイルスであるHIVの感染者を減らすだけでなく、感染者に対する差別をなくすことにも力を入れている。