メホンソン県パーイ郡のイスラエル人3万人在住情報に県警本部長は 「全くのでたらめ」
タイ北部メホンソン県パーイ郡にイスラエル人が集中していて地元民との間でトラブルが起きているといった情報がネット上で散見されるが、ソンクリット県警本部長は2月23日、「昨年1年間にパーイ郡では外国人が約1600人逮捕されたが、イスラエル人はわずか13人にすぎなかった」と説明した。
ネット上には、パーイ郡ではイスラエル人居住者が増えて様々な問題が起きているといった情報が少なくないが、県警によれば、昨年パーイ郡では交通違反で外国人1634人を逮捕したが、うち旅行者はイスラエル人13人を含む27人だけだったという。本部長は、「パーイ郡は宿泊施設の客室が3257室にすぎないのにSNS上では、イスラエル人が3万人ほど住んでいて地元民との間で問題が起きているといったばかげた情報が飛び交っている。地元民とイスラエル人旅行者の間でほとんど問題が起きていないというのが実情」と述べている。