外来魚問題 漁業関係者らが政府庁舎前に大量のティラピアぶちまける抗議活動
タイでは外来種のブラックチン・ティラピアが国内の河川などで大量増殖し、在来種の魚が減っていると報じられているが、この外来魚大量増殖で影響を受けている漁業関係者らが先ごろ、トラックで運んできた大量のブラックチン・ティラピアを政府庁舎前にぶちまけた。
これら関係者によれば、タイ政府は問題解決に速やかに取り組んでおらず、自然環境の破壊が進んでいるのが現状という。ティラピアは食用として世界中で親しまれているものの、多くの国で繁殖力が旺盛なために在来種を駆逐してしまうなどの問題が起きている。