会計検査院ビル崩落の犠牲者に最低100万バーツ賠償 外国人労働者も対象 タイ労働省
バンコク中心部で建設が進められていた高層の会計検査院ビルは3月28日にミャンマーで起きた地震の影響であっという間に完全に崩れ落ち、いまだに作業員数十人が瓦礫の下敷きとなっている。この現場を先ごろ訪れたブンソン労働事務次官は、労働省が犠牲になった作業員について少なくとも1人当たり100万バーツを賠償する予定だと明らかにした。
建設業では近隣国から出稼ぎに来ている外国人が多く働いているが、会計検査院ビルの建設に従事していた作業員は外国人についてもタイ人と同じように賠償金が支払われるとのことだ。
また、社会保障システムの範囲内で、地震のために失業した人には月額7500バーツの失業手当が6カ月間支給される。