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火災発生のセントラルワールド 12日に規制解除

バンコク中心部のラートプラソン交差点に面する大型商業施設「セントラルワールド」は4月10日にスタッフ2人が死亡する火災が起きたことから、建物の一部が立ち入り禁止とされたが、バンコク都庁、タイ工学研究所、技術者評議会が11日、防火システムや火災の被害状況などを合同で検査し、安全面に問題はないとの結論に到った。これに伴い、12日に立ち入り禁止などの規制が解除された。

出火原因について、都庁の担当者は、「汚水処理施設の沈殿物が乾燥していて発火したことが考えられる」と説明。また、セントラルワールドでは今回の火災の際、一部の火災報知器しか鳴らなかったが、これについて同施設を運営するセントラルパタナ社は、「非常に大きい施設であり、施設内のすべての客が慌てて避難するようなことになれば大変。このようなパニック状態を回避するため、火災現場から離れた場所では鳴らない仕組みになっている」と説明している。

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