セキュリティー不安のスワンナプーム空港 顔認証システム導入へ

タイの空の玄関口であるスワンナプーム空港で少女2人が韓国人スターに会いたいがために制限エリアに侵入したことで、同空港のセキュリティーの脆弱さを批判する声が上がっている。これを受け同空港を管理・運営するタイ空港社(AOT)はこのほど、同空港のセキュリティー強化のため来年末までに指紋・顔認証システムを導入する方針を明らかにした。

スワンナプーム空港のキティポン副空港長は9月19日、少女らが侵入した制限エリアに報道関係者を案内するとともに、政府職員や空港スタッフが制限エリアに入る際に使用するナンバー6のセキュリティーカードを使って税関職員が少女らを制限エリアに入らせたと説明した。なお、同カードを所持しているのは空港スタッフなど数千人に及ぶことも明らかにした。

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