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バンコク都内各所で爆弾爆発、爆発物発見、火災発生 負傷者も

8月2日のバンコクは治安当局をあざ笑うかのような事件が連続した。

午前5時から午前7時にかけて、ブラトゥーナム地区で4件の火災が立て続けに起きた。最初の火災はペッブリ通りソイ19の平屋店舗兼倉庫(DDハウス)。その後、インドラホテル地下2カ所、プラトゥーナムマーケットと続いた。

午前8時を過ぎたところで、BTSチョンノンシ―駅周辺で爆弾が爆発。駐車中の車が被害を受けた。その約20分後には同駅に隣接するマハナコンビル周辺でも爆発があり、警備員が軽傷を負った。その後、ラマ9世通りソイ57で爆発が起き、区の清掃職員2人が負傷、病院に搬送されている。

午前9時に入ると今度はチェーンワタナ政府合同庁舎のBビル前の植え込みで時限爆弾が爆発。午前10時にはシーサマン通りの国防事務次官事務所周辺でも爆発が起きたが、ともに負傷者は出ていない。

午後にはBTSサラデン駅で黒い小箱の置かれているのが発見され、周辺を一部立ち入り禁止として爆発物処理班が対処。その結果、タマリンドの種とティッシュペーパーの入っているのが確認され、現在、監視カメラでこの小箱を置いた人物の特定を行っている。
このほか、エアポートレールリンク(空港線)のフアマーク駅でも怪しいバッグが確認されている。

前日の1日にはタイ警察本部にニセ爆弾が仕掛けられた。容疑者はその後、モーチットバスターミナルで着替え、長距離バスでタイ南部ハートヤイへ向かったが、途中の検問所で身柄を拘束された。現在、治安当局では2日の事件との関連性を調べているところだ。

なお、バンコク都内7カ所(ラチャプラソン交差点、サイアムスクエア、戦勝記念塔周辺、民主記念塔周辺、高架鉄道・地下鉄全線および全駅、フアランポン駅、全バスターミナル)が特別警戒エリアに指定されたとの報道があったが、治安当局はこれを否定している。

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