兵士銃乱射事件 死者は27人 タイ首相発表

タイのプラユット首相は、東北部ナコンラチャシマ県で起きた陸軍一等軍曹による銃乱射事件による死者は27人(犯人含む)、重軽傷者は57人と公式に発表した。重軽傷者のうち17人が手術を必要としているという。

今回の事件で犯人は、銃を乱射している状況をみずからフェイスブックに投稿するなどの異常性を示していることもあり、首相は事件の背景・経緯を徹底的に調査するよう命じている。

なお、犯人は陸軍で射撃の教官を務めており、事件前にその腕前をSNSに投稿している。そのため、頭部を撃たれて死亡した者、頭部の手術が必要となる者が複数出ている。

※その後、9日夜、死者30人と発表。8日から9日にかけての犯人の行動や当局の対応は以下の通り。

8日午後3時30分ごろ、上官の自宅で上官とその義母を殺害。
午後4時30分ごろ、スラタムピタク陸軍キャンプで警備に当たっていた兵士を殺害し、銃器と実弾を奪い軍用車で逃走。発砲で警察官1人と民間人複数人が死亡。
午後5時45分ごろ、犯人がターミナル21に入り込み銃乱射を始め、一帯が封鎖される。
午後6時ごろ、陸軍第2管区司令官と県知事が現場に到着。
午後7時ごろ、警察の特殊部隊がバンコクから現場に到着。
午後8時30分ごろ、チャクティップ警察庁長官が到着。
午後10時30分ごろ、アピラット陸軍司令官が到着。警察庁犯罪制圧課(CSD)がデパート内の取り残されている人々にSNSなどでCSDに連絡を取るよう呼びかける。
午後11時30分ごろ、CSDがGフロアより上階を制圧。取り残されていた人々が逃げ出し始める。
9日午前1時30分ごろ、治安部隊が犯人がLGフロアにいるのを確認。散発的に銃声が聞こえる。
午前3時ごろ、複数の治安要員が負傷し、2人死亡。
午前4時50分ごろ、陸軍司令官がデパートを離れる。
午前9時ごろ、犯人の死亡が発表される。

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