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タイ政府 感染恐れ帰国しない長期滞在外国人の救済措置を導入か

避寒を目的としてタイで滞在している高齢の外国人が不法滞在となってしまう可能性が出てきたことから、観光スポーツ省では関係当局に救済措置を講ずるよう要請する予定だ。

ピパット観光スポーツ相によれば、新型コロナウイルスの流行が拡大する前からタイに滞在しているドイツ人、イタリア人、ロシア人などは約50万人にのぼり、その多くが高齢者であり、自国に戻り感染するのを恐れたり、自国の医療体制に不安を抱いていたりしてタイに引き続き滞在することを選択している。

だが、このままではビザが切れて不法滞在の罪に問われることになるため、何らかの救済措置が必要とのことだ。ピパット大臣は救済策などについて内務省や警察庁入国管理局と話し合う予定という。

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