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ニセ牛肉の販売が発覚 ハラル科学センターが発表

国立チュラロンコン大学ハラル科学センターによれば、バンコクの複数か所で牛の血に浸した豚肉を牛肉として販売していたケースが判明した。同センターでは市民から寄せられた疑わしい牛肉について調査・分析を行ったところ、豚肉であることがわかったという。

ウィライ・センター長は、「牛の血に浸した豚肉は赤みが強くなり人の目では偽物かどうか判別がつかない。そのため、DNA鑑定を行ったところ豚肉との結果が出た」としている。これらのニセ牛肉は、バンコクのブンクム区、バンカピ区、ノンチョーク区、プラウェート区で売られていた。

なお、ハラル科学センターは、イスラム法で許された食材や料理であるハラルに関する研究施設。イスラム法のもとでは豚肉を食すことが禁じられている。

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