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富裕層御曹司のひき逃げ事件 首相が再捜査の道を模索 政権批判回避のため

2012年に悪質な交通死亡事故を起こしたにもかかわらず、その後実質的に罪に問われずに来たレッドブル創業者の孫のウォラユット氏について検察が今になって訴追しないと決めたことに各方面から批判が沸き上がっている問題で、プラユット首相はこのほど、事実関係を解明すべく設置した特別委員会に対して、首相が再捜査を命ずることが可能か否かを検討するよう指示した。

この事故について検察は正式に不起訴を決めたとされるが、これを黙認すれば政府批判につながることが確実視されていることから、プラユット首相は「私がこの件について再捜査を命ずることができるかを検討するよう彼ら(特別委員会)に要請した」と明らかにした。

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