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今年の兵員募集 志願兵が前年上回る 国防省は志願制一本化検討 「志願者増は追い風」

タイ国軍は4月14日、今年の兵員募集は志願者が前年3万4617人を上回る約3万8000人に達したことから、将来的にくじ引きによる徴兵制を廃止できる可能性があると報告した。

タイの現在の兵員募集制度は、一定年齢の国民に兵役を義務づける国民皆兵ではなく、一定の年齢に達した若者の中からくじ引きで選ぶシステムとなっており、志願兵の枠も設けられている。

今年は合計3万8160人が志願したが、内訳は所定の場所に出向いて登録をした者が2万4025人、オンラインで事前登録した者が1万4135人。また、東部チョンブリ県シーチャン島郡、南部ソンクラ県ナータウィー郡、中部ナコンパトム県バンレーン郡、中部ノンタブリ県パークレット郡、バンコク都バンケー区では希望する者が多く、志願者数が定員に達したとのことだ。

国軍の担当者によれば、国防省は兵員募集を志願制に一本化する方針を打ち出しており、志願者増加は追い風とのことだ。なお、くじ引きで兵役に就いた場合の兵役期間は通常2年間とされているが、志願の場合は兵役期間が半年から1年短縮される。

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