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タイ華僑団体 急激な最低賃金引き上げに警鐘

総選挙で最多議席を獲得した前進党を中核とする連立政権の誕生する可能性が徐々に高まっているが、タイ華僑団体「泰華各姓宗親総会連合会」のプラティープ副会長はこのほど、新政権が選挙公約を実現しようと一挙に1日当たり最低賃金を大幅に引き上げることになれば、経営側が機械化を加速し、これが従業員の失業につながるなどとした公開書簡をピタ前進党党首に送ったことを明らかにした。

同副会長はさらに、1日当たり最低賃金を短期間に大きく引き上げたりすれば、コロナ禍などで体力の落ちている企業は経営が傾き、これが税収減少につながり政府にとっても問題となりかねないと警鐘を鳴らす。

東南アジアには華僑が多いが、タイも例外ではなく政治・経済などの分野で多くの華僑が活躍している。同副会長によれば、新政権の経済政策は、経済運営の経験がある獲得議席数第2位のタイ貢献党に任せるのが賢明とのことだ。

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