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タイ商業省 最低賃金引き上げは物価に影響せず 商品価格引き上げ認めず

国家賃金委員会が先日、1日当たりの最低賃金を5~6バーツ引き上げることを承認。来年1月1日から適用される見通しだが、タイ商業省国内取引局のウィチャイ局長はこのほど、この引き上げは生産コストにほとんど影響しないとの同省内の調査結果を発表するとともに、引き上げを理由とした商品価格の引き上げは認めないとの認識を示した。

検討結果によれば、最低賃金引き上げによる生産コストの上昇は0.0061-0.6041%にすぎないという。なお、最低賃金の引き上げについては、タイ商工会議所大学のタナワット副学長が国家賃金委員会が承認する前から「現在の経済状況から判断すると5~6バーツが適切であり、雇用側も受け入れられるレベル」との見解を示していた。

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