塩分の多い食品に課税する案 財務相が難色示す 消費者の反発危惧

タイ物品税局が先に健康に害があるとしてトランス脂肪酸を含む食品とともに塩分濃度の高い食品についても課税することを提言したが、アピサク財務相はこのほど、消費者にも影響が及ぶとして塩辛い食品への課税に難色を示した。

財務相によれば、食品に含まれる塩分を測定するのは簡単ではなく、課税したところで大きな税収とならないばかりか消費者の反発を招くことが懸念されるという。

一方、今のところGDPに占める税収の割合は約15%であるが、財務相性は「これを19~20%に引き上げるべきであり、これを達成するには税徴収の効率化に力を入れる必要がある」と指摘している。

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