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住宅ローン審査を通らない市民が増加 300万バーツ以下の物件購入者は狭き門

住宅金融協会のアロンコット会長によれば、新型コロナの感染拡大が収束に向かうなか、住宅ローンを申請しても融資を断られる人の割合が増えているという。理由としては、コロナ禍で経済活動が非常に停滞したことで景気がまだ低迷していることや借り手の返済能力が低下したままであることなどが挙げられるという。

同会長は、「金融機関に住宅ローンを申し込み融資を断られる割合は、コロナ禍前は5割以下だったが、コロナ禍後は5割を上回っている」と指摘する。具体的には、300万バーツ以下の住宅購入のために融資を申請した比較的低所得の人々で融資を断られる割合が高い。一方、500万~700万の中・高級住宅の購入のための住宅ローン申請は断られる割合が5割を下回っているとのことだ。

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