タイ工業連盟 最低賃金全国一律492バーツに反対
雇用者、被雇用者、政府の代表からなる3者委員会が数カ月のうちに最低賃金引き上げについて結論を出す見通しだが、タイ工業連盟(FTI)はこのほど、1日当たり最低賃金を全国一律に492バーツに引き上げるという一部の労組の要求に反対すると表明した。
FTIによれば、タイ経済は新型コロナの感染拡大から十分に回復しておらず、また、ロシア軍のウクライナ侵攻の影響を受けており、この段階で最低賃金を大きく引き上げれば、とりわけ中小企業が大打撃を受け、タイ経済の回復・成長が阻害されることになるという。
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