バンコクで建設中の政府機関の高層ビルが崩壊 首相の1週間以内の政府が原因解明に
3月28日にミャンマーで起きたマグニチュード7.7(タイ気象局発表8.2)の地震の影響で遠く離れたバンコク都チャトゥチャク区で建設が進められていた会計監査院の高層ビルが完全に崩落したことを受け、タイ政府は崩落の原因を解明するために動き出した。
工事を請け負っていた中国系業者が使っていた鉄筋などの建設資材の品質を問題視する指摘も出ている。工業省担当者によれば、同省調査チームが資材のサンプルを集める作業に入っているという。この担当者は、「低品質の鉄筋なら地震が起きた場合は通常曲がるのではなく、破断してしまう」と述べている。
一方、ペートンタン首相は同日、なぜ政府機関の同ビルだけが崩落したのかを調査し、1週間で答えを出すよう関係当局に指示した。首相によれば、同ビルが全く原形をとどめぬ形で崩壊したのは無視できないことであり、その原因を突き止める必要があるという。このため、調査委員会を立ち上げ、1週間で結論を出すよう求めた。