政党役員に就任した閣僚らに辞任要求の声

プラユット首相が総選挙後に再び首相に選ばれることを目的に設立されたとみられる新党のパランプラチャラット党が先に開催した初総会でウタマ工業相、スウィット科学技術相、ソンティラット商務相、コプサク首相府相がそれぞれ党首、副党首、幹事長、執行役員兼広報担当に選ばれたことから、これら4閣僚とプラユット首相に対し、その役職の権限を乱用して総選挙の選挙運動を有利に進める恐れがあるとして潔く辞任するよう求める声があがっている。

ウタマ工業相などは、「工業相を辞任する考えはない」と明言している。

中央選挙管理委員会の委員を経験したソットシー女史によれば、閣僚が政党の役員を務めるのを禁じる法律は存在しないものの、政治のエチケットとして政界入りしたら閣僚ポストから降りるべきという。

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