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大気汚染悪化でタイ人の寿命が1.78年短縮 トップはバングラで6.76年短縮

タイの地銀・カシコン銀行傘下のカシコン・リサーチセンターによれば、タイでは近年、特に涼期に北部や首都圏で大汚染が深刻化しているが、この大気汚染に起因する健康被害のためタイ人の寿命が平均で1.78年、約2年短くなっているという。

換言すれば、深刻な大気汚染がなくなれば、すなわちPM2.5の平均濃度が5µg/m3を超えなければ、タイ人は平均して2年ほど長生きできるとのことだ。

また、同センターによれば、PM2.5問題で国民の平均寿命が短くなっている国のリストでタイは現在29位となっている。大気汚染による寿命短縮で最悪の1位はバングラデシュで寿命短縮は6.76年。2位がインドの5.26年、3位がネパールの4.58年などとなる。

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