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日本で患者数増加の人食いバクテリア タイ保健省「タイでは今年まだ感染例ない」

タイ保健省疾病管理局は3月30日、東京都庁が先ごろ、患者数が過去最高に達したと報告した劇症型溶血性レンサ球菌感染症、いわゆる「人食いバクテリア」について、「タイでは今年まだ感染例が確認されていない」と報告した。

この感染症は、A群溶血性レンサ球菌と呼ばれる咽頭炎やとびひなどを引き起こす細菌が傷口や粘膜などから入り込むことで発症する感染症で、感染者の約30%が死亡するとされている。

日本での感染者増加については新型コロナウイルス対策の緩和が原因との指摘もあるというが、タイの疾病管理局は「新型コロナウイルス対策で劇症型溶血性レンサ球菌感染症の感染拡大を完全に防止することができる」と説明している。

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