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今年の夏は最高気温が例年を上回る見通し 猛暑は5月第1週まで継続専門家が指摘

 今年のタイの夏(3~5月ごろ)は最高気温が例年より高くなるとの予想が出ている。タイでは4月が最も暑いとされているが、ランシット大学気候変動・災害センターのセーリー所長によれば、今年はバンコクを含む中部、東部、南部の多くのエリアで5月の第1週まで高い気温が続くことが予想されるという。

同所長は、「今後、強い雨で気温がやや下がるところもあるだろうが、(4月13日のタイ旧正月を祝う)ソンクラン祭の期間を過ぎても暑い日が続くと予想される。都県別の最高気温を予想することはできないが、タイの全域が暑くなることだけは確か」と説明する。

タイ気象局によれば、4月10~13日にかけて気温が大きく上昇する見通しで、北部では最高気温が43度に達すると予想されるという。また、気温上昇に伴いエアコンの電力消費量も大きくなるが、タイ発電公社(EGAT)によれば、電力消費量が4月6日午後8時54分に3万4443.1メガワットに達し、これまでの最高記録である2023年5月6日午後9時41分の3万4130.5メガワットを上回った。

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